無水鍋のある暮らし -それぞれの日常に寄り添う無水鍋-

無水鍋のある暮らし(高橋百合子)

2018.11.14

「炒める」×「無水調理」で作る「冬瓜と鶏肉の塩ワイン煮」

台風の日も心豊かに、本格的に

 

日本各地で、自然による災害が多発した今年。

沖縄本島にも数年ぶりに、大型台風が襲来しました。

9月29日にやって来たチャーミーこと台風24号と、その翌週の10月4日に沖縄本島を通過したコンレイこと台風25号です。

 

公設市場周辺のアーケード

 

▲台風24号でボロボロになった公設市場周辺のアーケード

 

沖縄では台風が来たら、「やーぐまい」をします。「やーぐまい」とは、家の中にこもること。昔は、ろうそくの灯りのもとに家族全員が集まり、おしゃべりやトランプをして台風が過ぎるのを待ったそうです。

「非常時だけれど、家族団欒もできた特別な時間だったよ」

と、懐かしそうに当時を語る人もいます。

そして、現在の「やーぐまい」といえば、読書や停電していなければテレビやスマホで映画や動画鑑賞が主流でしょうか。

ゆっくり出来るのはこの時とばかりに、お昼寝もいいですね。

日頃の疲れが癒されます。

けれど、私がおすすめしたいのは料理。

それも、家にある材料だけで作るゲーム感覚の料理です。

 

 

 

家にある材料だけで作るゲーム感覚の料理

 

天気予報で台風の接近を知ると、停電のことを考え、冷蔵や冷凍が必要な食材を買い控えます。そのため、常温保温が可能な根菜やレトルト食品、乾物が大活躍。

今回は、先日「アグリハウスこちんだ」で買った冬瓜が重宝しました。

 

“夏に収穫して冬まで置いておける”というように、冬瓜はかなり日持ちがする野菜です。

鶏肉と一緒に醤油と酒とみりんで煮ると美味しいのですが、生憎この時は酒とみりんを切らしていました。

普段なら、無ければ買いに行来ますが、外は激しい雨と風。

台風25号の襲来に備え、県内のスーパーも早じまいしています。

 

けれど、こんな時こそゲーム料理の本領発揮。

酒とみりんが無ければ、それらの代用品を考えればいい。

まずは、「冬瓜と鳥肉の煮物」における、酒とみりんの役割を分析。

そして、導き出したのが、「酒=旨みと醸造」「みりん=甘み」という誰もが考えつく事実です。

 

「旨み」と「甘み」、そして「醸造」。これらを満たす食材は何だろう?

そう思いながら、台所を見回すとありました。それは、「白ワイン」と「玉ねぎ」です。

白ワインに「旨み」と「醸造」、玉ねぎに「甘み」を担当してもらいましょう。

しかも、白ワインと玉ねぎなら、油はオリーブオイルが会いそう。

また、塩を上手く使えば、味にメリハリが出るかもしれません。

 

名付けて、「冬瓜と鶏肉の白ワイン煮」。

一度も作ったことがありませんが、かなり昔に「白ワイン風味の塩肉じゃが」というのを食べたことがあるので、まあ大丈夫でしょう。味の記憶を頼りに、なんくるないさ(何とかなる)。

 

生産者の名前が書かれた冬瓜

 

▲「アグリハウスこちんだ」では生産者の名前が書かれた冬瓜が売っていました。

 

 

 

 

▲カット途中の冬瓜。冬瓜は小さく切って冷凍しておくと、味噌汁の具など色々使えて重宝します。

 

 

 

ほっこり優しい味が安心をくれる

 

そして、仕上がりをイメージしながら組み立てたレシピがこちら。

 

【作り方】

1.肉を炒める(肉に容量の10%程度の塩を振っておく)

2.冬瓜と玉ねぎと肉を炒め合わせ、白ワイン70mlを入れる

(冬瓜から水が出ることを想定して、100mlから70mlに減らす)

3.フタをして煮る(約10分程度。フタと本体のロゴを合わせると無水調理ができる)

4.出来上がり!

 

 

 

▲冬瓜はとても淡白な野菜です。味が薄いと感じた時は、鶏肉に振る塩の量を若干増やすか、最後に塩を足すなどして調整してくださいね。

 

 

いかがでしょうか?

見た目は素っ気ないほどシンプルですが、ほっこり優しい味に心が癒されます。

また、HAL万能無水鍋の特徴を活かし、無水調理の工程を入れたことが大正解。

食材が持っている水分で、風味良く柔らかく仕上がりました。

 

また、この料理はカセットコンロでも作れるので、

停電時でも本格的な煮物が食べられると家族にも喜ばれそうです。

 

 

▲胡椒をふると、味にパンチが出ました。

仕上げにバターをおとして、ほんの少し醤油をかけても美味しいかもしれません。

 

 

 

 

いつも通りの日常に感謝

 

冬瓜をコトコト煮ている間に、台風25号コンレイは去っていきました。

街に静けさが、私の心に「この煮物はワインのつまみになるな」などと考える余裕が戻って来ました。

 

今回の台風では、HAL万能無水鍋があって良かったと心から思いました。

というのは、ゲーム料理に興じている間は不安を忘れて入られたからです。

 

もちろん、台風の大きさによっては料理どころではないかもしれません。

それでも、あたたかい料理が台風の日に与えてくれた安心感。

この事は、いつまでも憶えていたいなと思います。

好きな時に、好きなように料理ができる、そんな日常に感謝しながら。

無水鍋コラムニスト 高橋 百合子

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